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花粉症・アレルギー性鼻炎|鼻水・鼻づまりが続くときの治療と検査【永福町の内科】

鼻水・鼻づまりが何日も続くときは、花粉症などのアレルギー性鼻炎が原因のことがあり、症状の出方に合わせた薬で和らげられることがあります。連続するくしゃみ、透明でサラサラした鼻水がそろうときは、受診をご検討ください。

永福町駅前みんなのクリニック(京王井の頭線「永福町駅」徒歩3分)では、内科・小児科で鼻水・鼻づまり・目のかゆみのご相談をお受けしています。原則として予約なしで受診できます。

アレルギー性鼻炎は「季節性」と「通年性」に分かれます

アレルギー性鼻炎は、ダニやホコリなどが原因で1年を通して症状がある「通年性アレルギー性鼻炎」と、スギやヒノキの花粉などが原因で、花粉が飛ぶ時期だけ症状が出る「季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)」に分けられます[2]。花粉症の約70%はスギ花粉症と考えられています[1]。

原因 症状が出やすい時期
スギ 年初から飛び始め、3月にピーク、5月くらいまで
ヒノキ スギより少し遅れて飛び始め、4月にピーク、6月くらいまで
ブタクサ・ヨモギ・カナムグラ(秋の花粉) 8〜10月
ダニ・ホコリ 1年を通して

表は資料[1][2]によります。秋に症状が出る方は、秋の花粉症(ブタクサ・ヨモギ)の記事もご覧ください。

かぜの鼻水との違いと、主な症状

  • くしゃみ:連続して起こり、回数が多い
  • 鼻水:かぜのような粘り気がなく、無色でサラサラしている
  • 鼻づまり:鼻の粘膜が腫れて起こる
  • 目:かゆみ、異物感、充血

鼻の症状は、集中しにくい、よく眠れないなど生活に影響することがあります[1][2]。花粉症の方の中には、果物や生野菜を食べたあと数分以内に、唇・舌・口の中やのどにかゆみやしびれ、むくみが出ることがあります(花粉-食物アレルギー症候群)[1]。

治療は症状の種類と生活に合わせて選びます

薬による治療では、鼻水を抑える抗ヒスタミン薬の飲み薬、鼻の炎症を抑える点鼻ステロイド薬、鼻づまりを改善する作用があるロイコトリエン受容体拮抗薬などが使われます。抗ヒスタミン薬には眠気などの副作用がありますが、眠気の出にくい薬もあります[1]。車の運転の有無などを診察でうかがい、薬を選びます。

花粉症は症状が悪化すると薬が効きにくくなるため、症状が軽いうちに薬を使い始める「初期療法」が勧められています[1]。

原因となるアレルゲンを投与して体の反応を弱める「アレルゲン免疫療法」は、数年以上の治療が必要で、舌下錠はスギ花粉とダニが保険適用です[1]。当院でも舌下免疫療法を行っています。くわしくは舌下免疫療法の記事をご覧ください。

アレルギー検査は「参考」として使います

血液の特異的IgE抗体検査では、どのアレルゲンに反応しやすいかを調べます。ただし、IgE抗体は症状がなくても検出されることがあり、陽性だからといって症状の原因とは限りません[3]。症状が出る季節や場所とあわせて判断します。当院でも血液のアレルギー検査を行っています。お子さんの検査については子どものアレルギー検査の記事にまとめています。

家でできる対策

  • マスク:花粉の多いときに、吸い込む花粉をおよそ3分の1から6分の1に減らすことが期待されています[1]
  • 帰宅時:玄関前で花粉を払い、着替えて顔を洗う[1]
  • 鼻の洗浄:水道水ではなく、市販の生理食塩水を使う[1]
  • ダニ対策:布団を干し、こまめに丁寧に掃除機をかける。布団乾燥機も役立つ[2]

救急車を呼ぶ・早めに受診する目安

目安 症状
救急車を呼ぶ 食べ物などのあとに、じんましんに加えて息がしにくい、ぐったりする、意識がもうろうとするなど、複数の症状が急に進む(アナフィラキシーの疑い)[4]
早めに受診する 市販薬で十分に良くならない/鼻づまりで眠れない/仕事や学校に支障がある/咳やゼーゼーを伴う/果物や生野菜で口の中がかゆくなる

咳が続く方は夜の咳が止まらないときの記事も参考にしてください。毎年同じ時期に症状が出る方は、花粉の時期の前に内科でご相談ください。

よくある質問

Q. 花粉症とかぜは、どう見分けますか?

A. アレルギー性鼻炎の鼻水は無色でサラサラしており、くしゃみが連続して何回も出るのが特徴です。かぜの鼻水は粘り気があることが多いとされています。長引くときは診察で確認します。

Q. 花粉症の薬は、いつから始めるとよいですか?

A. 症状が軽いうちに薬を使い始める初期療法が勧められています。本格的に花粉が飛び始めると予測される日、または症状が少しでも現れた時点で始めるのが一般的です。

Q. アレルギー検査で陽性なら、それが原因と決まりますか?

A. 決まりません。IgE抗体は症状がなくても検出されることがあります。検査の結果は、症状が出る季節や環境とあわせて判断します。

Q. 子どもも点鼻のステロイド薬を使えますか?

A. 処方される鼻噴霧用ステロイド薬には、小児に使えるものがあります。市販の点鼻薬の多くは血管を収縮させる成分を含み、長く使い続けると薬剤性鼻炎を起こすことがあるため、成分と対象年齢を確かめてください。

まとめ

鼻水・鼻づまりが続くときは、花粉による季節性か、ダニやホコリによる通年性かを考え、症状と生活に合わせて薬を選びます。市販薬で良くならない、眠れないときは早めにご相談ください。息がしにくい、ぐったりするなどの症状が急に進むときは救急車を呼んでください。

ご来院の前に

  • お薬手帳、使っている市販薬(点鼻薬・目薬を含む)
  • 症状が出る季節や場所のメモ、過去のアレルギー検査の結果
  • 原則として予約なしで受診できます(平日19時まで・土曜13時まで)

永福町駅前みんなのクリニック(総合診療・内科・小児科・外科・小児外科)
〒168-0063 東京都杉並区和泉3丁目4-7 永福町駅前クリニックモール
京王井の頭線「永福町駅」徒歩3分(アクセス)
診療時間:月〜金 9:00〜13:00/15:00〜19:00、土 9:00〜13:00(土曜午後・日曜・祝日は休診)
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確認した資料(2026年10月4日確認)

  1. 花粉症(アレルギーポータル・日本アレルギー学会) https://allergyportal.jp/knowledge/hay-fever/
  2. アレルギー性鼻炎(アレルギーポータル・日本アレルギー学会) https://allergyportal.jp/knowledge/allergic-rhinitis/
  3. アレルギーの検査(アレルギーポータル・日本アレルギー学会) https://allergyportal.jp/knowledge/testing/
  4. アナフィラキシー(アレルギーポータル・日本アレルギー学会) https://allergyportal.jp/knowledge/anaphylaxis/

この記事は一般的な情報です。症状や治療は一人ひとり異なります。気になる症状があるときは、医療機関にご相談ください。

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