最初に知ってほしいこと
インフルエンザにかかった子どもでは、抗インフルエンザ薬を飲んでいない場合でも、突然走り出す、窓や玄関から外へ出ようとする、会話がかみ合わないなどの異常行動が報告されています。厚生労働省は、少なくとも発熱から2日間は、保護者などが転落事故を防ぐ対策を取るよう案内しています。
今まさに子どもが窓・ベランダ・道路へ向かう、呼びかけに反応しない、けいれんが続く、呼吸が苦しそうという場合は、安全を確保して119番へ。通常のWEB予約を待たないでください。
東京都では2026年9月13日までの第37週時点で、今季のインフルエンザ集団事例が保育所・学校などから報告されています。永福町・杉並区でお子さんを看病しているご家族が、「薬を飲ませた後だけ注意すればよいの?」「夜、別室で寝かせても大丈夫?」と迷わないよう、見守りのポイントを具体的に整理します。
厚生労働省のQ&Aでは、インフルエンザ罹患時の異常行動として、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、うろうろするなどが挙げられています。抗インフルエンザ薬を服用していない場合にも同様の行動が報告され、薬の種類にもかかわらず起こり得るため、薬を飲んでいないから安全とは言い切れません。
一方で、発熱中の寝言、怖い夢、短時間ぼんやりする様子のすべてが重い異常行動とは限りません。大切なのは、診断名を家庭で決めることではなく、事故につながる動きがないか、意識・呼吸・けいれんに異常がないかを確認することです。
保護者など大人が、すぐ対応できる距離で見守ります。夜間も、少なくとも発熱から2日間は別室に一人で寝かせないようにします。トイレや家事で短時間離れる場合も、窓・玄関の施錠を先に確認してください。
厚生労働省は、玄関とすべての部屋の窓を確実に施錠し、内鍵や補助錠があれば活用するよう案内しています。普段子どもが開けられない窓でも、発熱時は念のため確認しましょう。
これらは事故を完全に防ぐ保証ではありません。大人の見守りと組み合わせてください。
「発熱から2日間」を判断しやすくするため、初めて熱に気づいた日時を記録します。体温だけでなく、会話が成り立つか、水分が取れるか、尿が出ているか、呼吸が苦しくないかも確認しましょう。
| 確認すること | 記録例 |
|---|---|
| 発熱の開始 | 9月22日 18時ごろ、38.5℃ |
| 異常な言動 | 時刻、具体的な言葉・動き、何分続いたか |
| 呼吸・意識 | 呼びかけへの反応、息苦しさ、顔色 |
| 水分・尿 | 飲めた量、最後に尿が出た時刻 |
| 薬 | 薬の名前、飲んだ時刻、量 |
転落や外傷が起きた場合も、動かすことで悪化する可能性があるため、119番の指示に従ってください。
救急車を呼ぶか迷う場合は、東京都の子供の健康相談室 #8000、または東京消防庁救急相談センター #7119で相談できます。緊急性が高いと感じる場合は、相談電話を待たず119番へ連絡してください。
事故につながる異常行動や意識・呼吸の異常がなくても、次のような場合は診療時間内に小児科へご相談ください。
当院では、発熱・咳・のどの痛みなどの診察、お子さんの全身状態の確認、必要に応じた検査や治療についてご相談いただけます。異常行動があった場合は、起きた時刻・具体的な行動・続いた時間・服薬内容をお伝えください。診察の結果、より高度な検査や入院対応が必要と判断した場合は、適切な医療機関をご案内します。
ただし、現在も危険な異常行動が続いている、意識や呼吸に異常がある場合は、当院の通常予約ではなく119番を優先してください。
受診時にあるとよいもの
動画撮影のために安全確保や119番通報を遅らせないでください。
緊急性がない発熱・インフルエンザ症状はWEB予約をご利用ください
予約優先です。WEB枠が埋まっている場合も、通常診療は予約なしで来院できますが、待ち時間が長くなることがあります。予防接種・健診は通常診療と受付方法が異なります。
臨時休診や当日の診療状況は、来院前に公式サイトでご確認ください。
この記事は2026年9月22日時点の公的情報をもとに作成した一般的な案内です。個別の診断や治療方針は、年齢・持病・症状・診察所見によって異なります。
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