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ハチに刺された|アナフィラキシーの119番と応急手当・受診目安【永福町】

花にとまる黄色と黒色のハチのイメージ写真
ハチに刺された後は、安全な場所へ移動し、全身症状がないか確認しましょう(イメージ写真)。Photo: Michael Herren / Unsplash

先に結論

ハチに刺された場所だけが痛い・赤い・腫れている場合は、安全な場所へ移動して針を確認し、流水で洗って冷やします。一方、息苦しさ、のどや舌の腫れ、繰り返す嘔吐、ぐったりする、意識がもうろうとするなどが急に現れたら、アナフィラキシーの可能性があります。通常の外来予約を待たず、直ちに119番へ連絡してください。

秋は公園、庭仕事、墓参り、キャンプなど屋外で過ごす機会が増えます。ハチに刺されたときは「腫れているだけなのか」「救急車を呼ぶべきなのか」を短時間で判断する必要があります。この記事では、永福町・杉並区で受診先を探す方へ、刺された直後の行動と受診目安を整理します。

状態 行動 主な目安
全身症状・急速な悪化 119番 呼吸困難、のど・舌の腫れ、意識がおかしい、ぐったり、繰り返す嘔吐など
判断に迷う #7119 救急車か、今すぐ受診か、自宅観察か迷う
局所症状が中心 応急手当後に医療相談 刺された場所の痛み、赤み、かゆみ、限局した腫れ

まずハチから離れ、安全な場所へ移動する

巣の近くでは再び刺される危険があります。ハチを追い払おうと大きく手を振らず、頭や首を守りながら静かにその場を離れてください。自分で巣を確認・駆除しようとして近づくのは避けましょう。

安全な場所へ移動したら、刺された時刻、刺された場所と回数、呼吸・意識・皮膚・吐き気など全身の変化を確認します。ひとりでいる場合は家族や周囲の人へ知らせてください。

刺された直後の応急手当

  1. 針が残っていないか確認する:ミツバチでは針が残ることがあります。見える場合は毒の袋を強く押しつぶさないよう、できるだけ早く取り除きます。無理に深く掘らないでください。
  2. 流水でよく洗う:刺された場所を清潔な流水で洗い流します。口で毒を吸い出したり、皮膚を切ったりしないでください。
  3. 冷やして安静にする:保冷剤や氷を布で包み、皮膚へ直接当てずに冷やします。指や手を刺され、指輪・腕時計がある場合は、腫れる前に外してください。
  4. 全身症状を観察する:痛みや腫れだけでなく、皮膚以外の症状が出ていないかを確認します。急速に悪化する場合は119番です。
保冷用品や医療用品を準備するイメージ写真
患部は流水で洗い、布で包んだ保冷剤などで冷やします。写真中の薬を自己判断で使用することを勧めるものではありません(イメージ写真)。Photo: Kristine Wook / Unsplash

アナフィラキシーを疑い、119番を優先する症状

日本アレルギー学会は、昆虫刺傷の主な原因をハチ類とし、昆虫刺傷では症状が重く出る傾向があると説明しています。皮膚だけでなく、呼吸器・消化器・神経など複数の臓器に症状が急速に現れる状態がアナフィラキシーです。

次の症状が一つでも強く現れた場合や、複数の症状が急速に重なった場合は、通常の予約をせず119番へ連絡してください。

  • 息苦しい、ゼーゼーする、咳が止まらない
  • 声がかすれる、のどが締め付けられる、飲み込みにくい
  • 唇・舌・口の中が腫れる
  • 全身にじんましんが広がり、呼吸や腹部の症状もある
  • 激しい腹痛、繰り返す嘔吐
  • ふらつく、冷や汗、顔色が悪い、ぐったりする
  • 呼びかけへの反応が弱い、意識がもうろうとする

皮膚症状が目立たなくても、呼吸困難や血圧低下を伴うアナフィラキシーは起こり得ます。刺された回数が多い、口の中や首を刺された、以前ハチで強いアレルギー反応があった場合も、早めに救急相談してください。

エピペンを処方されている方

ハチなどによるアナフィラキシーに備えてアドレナリン自己注射薬(エピペン)を処方されており、医師から指示された症状が出た場合は、指導された方法で太ももの前外側へ速やかに使用し、119番へ連絡してください。

エピペンは医療機関で治療を受けるまでの補助的な薬です。使用して症状が軽くなっても、救急搬送が不要になったと自己判断しないでください。抗ヒスタミン薬だけでアナフィラキシーへの対応を代用することはできません。

119番を待つ間の姿勢

原則としてあおむけに寝かせ、急に立たせたり歩かせたりしません。呼吸が苦しく横になれない場合は上半身を起こし、意識がなく呼吸がある場合は横向きにします。嘔吐物による窒息にも注意してください。

救急車を呼ぶか迷ったら#7119

東京消防庁救急相談センター(#7119)は、「今すぐ病院へ行くべきか」「救急車を呼ぶべきか」と迷うときの相談窓口です。相談医療チームが24時間365日対応しています。23区では03-3212-2323からも利用できます。

ただし、明らかな呼吸困難、意識障害、のど・舌の腫れなどがある場合は、#7119の相談を待たず119番へ連絡してください。

救急用品と聴診器を準備したイメージ写真
過去に強いアレルギー反応がある方は、医師から指示された薬や緊急連絡方法を日頃から確認しましょう(イメージ写真)。Photo: Kristine Wook / Unsplash

当院へ相談する目安

全身状態が安定し、刺された場所の痛み・赤み・かゆみ・限局した腫れが中心であれば、永福町駅前みんなのクリニックへご相談ください。診察で症状と経過を確認し、必要な治療や、専門医・救急医療機関への紹介を検討します。

次の場合は、全身症状がなくても早めの医療相談をおすすめします。

  • 腫れや痛みが強く、範囲が広がっている
  • 目の周囲、口の中、首を刺された
  • 多数のハチに刺された
  • 傷口から膿が出る、赤みと熱感が広がる、発熱する
  • 以前ハチに刺されて強い症状が出たことがある
  • 乳幼児、高齢者、持病がある方で判断に迷う

刺された部位と全身の発疹は、可能であれば時間が分かるよう写真を撮っておくと、変化を説明しやすくなります。刺された時刻、回数、ハチの特徴、使用した薬も記録してください。危険なので、ハチや巣を捕まえて持参する必要はありません。

  • 診療科:内科・小児科・外科・小児外科
  • 住所:〒168-0063 東京都杉並区和泉3丁目4-7
  • アクセス:京王井の頭線 永福町駅から徒歩3分

局所症状が中心で、全身状態が安定している方へ

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呼吸困難、のど・舌の腫れ、意識の異常などがあれば、予約より119番を優先してください。

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参考にした情報

※2026年9月22日作成。この記事は一般的な受診目安であり、個別の診断を行うものではありません。症状が急速に悪化した場合は、記載にかかわらず119番へ連絡してください。

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