結論:子どもが急に足を引きずったり、歩きたがらなくなったりしたときは、無理に歩かせず、体重をかけられるか、発熱・腫れ・変形がないかを確認してください。転倒や軽い打撲が原因のこともありますが、小さな骨折、股関節の炎症、骨や関節の感染など、外見だけでは判断しにくい病気もあります。
全く体重をかけられない、脚が変形している、発熱と強い関節痛がある、ぐったりしている場合は、通常のWEB予約を待たず、救急医療機関へ相談してください。大きな事故、意識障害、止まらない出血などがあれば119番です。
| 状態 | 行動の目安 |
|---|---|
| 大きな事故、意識が悪い、呼吸がおかしい、大量出血 | 119番。予約や自家用車での受診を優先しない |
| 脚の明らかな変形、足先が白い・冷たい・しびれる、強い痛みで全く動かせない | すぐ救急医療機関へ。脚を無理に戻さない |
| 発熱があり、関節が赤い・腫れている・動かすと強く痛む、体重をかけられない | 当日、速やかに医療機関へ。骨・関節の感染も考える |
| 急に歩かなくなった、けがの原因が分からない、痛みが強くなる | 当日中に相談 |
| 軽く足をかばうが、元気で発熱・腫れ・変形がなく、歩くことはできる | 運動を休ませて観察。続く、繰り返す、悪化するなら受診 |
Royal Children’s Hospitalの診療ガイドラインは、急に歩けない・体重をかけられない状態を重要な警告サインとし、発熱、関節の腫れ、動かしにくさを伴う場合は化膿性関節炎などを考える必要があるとしています。化膿性関節炎は早急な専門対応が必要です。
原因を家庭だけで決めつけることはできません。特に、原因不明の足の引きずりは、一度医療機関で相談してください。
脚を強く揉む、引っ張る、曲げ伸ばしする、自己判断で元の位置に戻そうとすることは避けてください。歩き方を撮影できる場合は、無理に歩かせず、自然に歩いた短い動画が診察の参考になることがあります。
当院は小児科・外科・小児外科・総合診療科を掲げています。歩き方、痛む場所、腫れや傷、関節の動き、発熱などを確認し、必要な検査や専門医療機関への紹介を判断します。骨折や骨・関節の感染が疑われ、当院で完結できない検査・治療が必要な場合は、救急医療機関や整形外科などをご案内します。
通常の診療時間:平日9:00〜13:00、15:00〜19:00/土曜9:00〜13:00です。祝日・臨時変更は受診前にトップページをご確認ください。
救急車を呼ぶか迷う場合は東京消防庁救急相談センター#7119、子どもの症状について相談したい場合は厚生労働省の子ども医療電話相談#8000を利用できます。ただし、意識や呼吸がおかしい、大きな事故、大量出血など明らかな緊急時は、電話相談ではなく119番を優先してください。
この記事は2026年9月23日時点の公開情報に基づきます。足を引きずる原因は年齢や経過によって異なり、本文だけでは診断できません。強い症状や全身状態の悪化がある場合は、通常予約を待たずに救急医療へご相談ください。
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