杉並区の子どもの定期予防接種は、法律で決められた対象年齢のあいだに受ければ無料です。対象年齢を外れて接種したものは「定期予防接種」とみなされず「任意予防接種」となり、費用は全額自己負担になります[1]。ワクチンごとに期限(受けられる月齢・年齢)が違うので、母子健康手帳を見ながら1枚で確かめられる早見表にまとめました。
永福町駅徒歩3分の永福町駅前みんなのクリニック(杉並区和泉)では、お子さんの定期接種は平日は原則として予約なしで受診・接種できます(受付は午前12:40・午後18:40まで)[3]。永福・和泉・西永福・明大前・浜田山・方南町・下高井戸周辺にお住まいの方の参考になれば幸いです。
杉並区のホームページには、次のように書かれています[1]。
つまり、1日でも対象年齢を過ぎると、同じワクチンでも有料になります。下の早見表の「期限」は、区のページの「法で定められた接種対象月年齢」をそのまま写したものです[2]。「〜になるまで」は、その誕生日の前日までと読みます。
| ワクチン | 期限(法で定められた接種対象月年齢) | 回数 | 標準的な時期 |
|---|---|---|---|
| ロタウイルス | 2回接種のワクチン:出生6週0日後から24週0日後まで 3回接種のワクチン:出生6週0日後から32週0日後まで (1回目は生まれた日の翌日から起算して14週6日後までに完了させることが望ましい) |
2回または3回 | 1回目:生後2か月、2回目:生後3か月、3回目(3回接種のワクチンのみ):生後4か月 |
| B型肝炎 | 1歳になるまで | 3回 | 生後2か月・3か月・7〜8か月 |
| BCG(結核) | 1歳になるまで | 1回 | 生後5か月〜8か月 |
| 小児の肺炎球菌感染症 | 生後2か月〜5歳になるまで | 4回 | 1〜3回目:生後2か月〜7か月、追加(4回目):生後12か月〜15か月 |
| 五種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・Hib) | 生後2か月〜7歳6か月になるまで | 4回 | 1回目:生後2か月〜7か月、2〜3回目:各回20日〜56日の間隔、追加(4回目):3回目終了後6か月〜1年6か月 |
ロタウイルス・B型肝炎・BCGは0歳のうちに期限が来るワクチンです。とくにロタウイルスは、1回目を生後14週6日までに受けることがすすめられており、0歳の定期接種のなかでいちばん期限が短いワクチンです(ロタウイルスワクチンの期限の記事)。肺炎球菌と五種混合は期限こそ先ですが、回数が4回あり、「接種スケジュールが守られなかった場合、接種回数が変更となります」(肺炎球菌)と区のページに書かれているため[2]、標準的な時期に進めるのが安心です。生後2か月からの進め方は赤ちゃんの予防接種は生後2か月からの記事にまとめています。
| ワクチン | 期限(法で定められた接種対象月年齢) | 回数 | 標準的な時期・間隔 |
|---|---|---|---|
| MR(麻しん風しん混合)第1期 | 生後12か月〜24か月になるまで(2歳の誕生日の前日まで) | 1回 | 区の表に標準的な時期の記載はありません。1歳になったら早めに |
| 水痘(水ぼうそう) | 生後12か月〜36か月になるまで(3歳の誕生日の前日まで) | 2回 | 生後12か月〜15か月になるまでに1回目、2回目は1回目接種後6か月〜12か月の間隔 |
| 小児の肺炎球菌感染症(追加) | 5歳になるまで | 4回目 | 3回目接種終了後、60日以上の間隔をあけ、かつ1歳以降(標準は生後12か月〜15か月) |
| 五種混合(追加) | 7歳6か月になるまで | 4回目 | 3回目接種終了後、6か月以上(標準は6か月〜1年6か月) |
| 日本脳炎 第1期 | 生後6か月〜7歳6か月になるまで | 3回 | 1回目・2回目:3歳(6日〜28日の間隔)、追加(3回目):4歳(2回目終了後おおむね1年) |
| MR(麻しん風しん混合)第2期 | 小学校就学前1年間(年長の1年間=その年度の3月31日まで) | 1回 | 予診票は小学校就学前の前年度末に郵送 |
1歳になったらMR第1期と水痘の1回目、1歳6か月ごろまでに肺炎球菌と五種混合の追加、3〜4歳で日本脳炎、年長さんでMR第2期、という流れです。MR第1期は「2歳になるまで」と期間が1年しかなく、水痘の2回目は半年以上あいて忘れやすいので、1歳の誕生日前のチェックの記事とMR第1期の記事もご覧ください。MR第2期の期限は年長さんのMRワクチン第2期の記事、日本脳炎は日本脳炎の早見表の記事にまとめています。
| ワクチン | 期限(法で定められた接種対象年齢) | 回数 | 予診票が届く時期の目安 |
|---|---|---|---|
| 日本脳炎 第2期 | 9歳〜13歳未満(標準は9歳) | 1回 | 9歳の誕生月の前月末 |
| DT(二種混合:ジフテリア・破傷風) | 11歳〜13歳未満(標準は11歳) | 1回 | 11歳の誕生月の前月末 |
| HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症(女子) | 小学6年生〜高校1年生相当(標準は中学1年生相当) | 9価ワクチン:15歳になるまでに開始した場合2回、15歳になってから開始した場合3回 | 新中学1年生相当の前年度末 |
日本脳炎第2期とDTは、どちらも「13歳未満」が期限です。予診票が届いたら、13歳の誕生日の前日までに受けましょう。HPVワクチンは2回で済ませるには15歳になるまでに1回目を始める必要があります[2]。
基本は「対象年齢を外れると全額自己負担」ですが、杉並区のページには次の例外が書かれています[1]。いずれも予診票の交付申請が必要です。
| 内容 | 対象 | 条件 |
|---|---|---|
| MRの接種機会を逃した方への区の公費助成 | 第1期を逃した方:2歳から第2期の年齢に達していない方 第2期を逃した方:小学1年生から小学6年生までの方 |
接種は区内の契約医療機関に限る。予診票の交付申請が必要 |
| MRワクチンの供給不足により2024年度中に接種できなかった方 | 第1期:2024年度内に生後24月に達する又は達した方 第2期:2024年度における第2期の対象者 |
定期接種の期間を2年間延長。接種可能期間は2025年4月1日から2027年3月31日。お持ちの予診票はそのまま使える |
| 日本脳炎の特例措置 | 1995年4月2日から2007年4月1日生まれの方 | 第1期・第2期がお済みでない方は、20歳になるまでの間、定期接種として実施することができる。予診票の交付申請が必要 |
これ以外のワクチン(B型肝炎・BCG・水痘・肺炎球菌など)について、対象年齢を過ぎた場合の助成は区のページに記載がありません。期限が近い・過ぎてしまったかもしれないというときは、杉並保健所保健予防課(03-3391-1025)にご確認ください。接種の進め方(残りの回数をどう受けるか)は、母子健康手帳をお持ちいただければ診察のときにご相談いただけます。
杉並区の予診票は、生後3か月になるまでに冊子(ロタウイルス・B型肝炎・小児の肺炎球菌感染症・五種混合・BCG・MR第1期・水痘・日本脳炎第1期)が郵送されます。冊子に綴られていないMR第2期・日本脳炎第2期・DT・HPV(女性のみ)は、上の表の時期の目安に合わせて個別に郵送されます[1]。転入や紛失で予診票がないときは交付・再交付の申請が必要です(転入時の予診票の記事)。
予診票は、東京23区・三鷹市・武蔵野市の契約医療機関で使えます(BCGは東京23区のみ)[1]。保護者の同伴・同意は、区のページの表のとおりです[1]。
| 接種を受ける方の年齢 | 保護者の同伴 | 保護者の同意 |
|---|---|---|
| 満12歳以下 | 必要(同伴できない場合は委任状) | 必要 |
| 満13歳以上満15歳以下 | 同意の署名があれば不要 | 必要 |
| 満16歳以上 | 不要 | 不要 |
| 曜日 | 診療時間 | 子どもの定期接種の受付 | 65歳以上の区のインフルエンザ | 大人の任意のインフルエンザ |
|---|---|---|---|---|
| 月〜金 | 9:00〜13:00/15:00〜19:00 | 12:40・18:40まで | 12:40・18:40まで | 12:30・18:30まで |
| 土 | 9:00〜13:00 | 予約制 | 予約制 | 予約制 |
土曜午後・日曜・祝日は休診です。水曜・木曜も診療しています。
永福町駅前みんなのクリニック/〒168-0063 東京都杉並区和泉3丁目4-7 永福町駅前クリニックモール/京王井の頭線「永福町駅」徒歩3分/03-3324-1000/診療時間:月〜金 9:00〜13:00/15:00〜19:00、土 9:00〜13:00(土曜午後・日曜・祝日は休診)。予防接種のご案内・アクセス
永福町駅 徒歩3分|内科・小児科・外科
お子さんの定期接種は、平日は原則として予約なしで受診・接種できます(受付 午前12:40・午後18:40まで)。ご家族の接種・診察も同じ日に。下のボタンは診察のWEB予約です。
お電話でのご相談:03-3324-1000
この記事は2026年10月23日時点の杉並区の公表情報と当院公式サイトの記載に基づくものです。対象年齢・助成の内容は変わることがあります。お子さんの接種の進め方は、母子健康手帳をもとに診察で確認します。
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