夜、お子さんの体が熱い。体温計は38.5度。「今すぐ病院に行くべきか、朝まで様子を見ていいのか」。この判断で迷った経験のある親御さんは多いと思います。
永福町駅前みんなのクリニックの院長(小児外科出身)が、今夜受診すべきサインと自宅で様子を見る際の注意点を整理しました。
体温だけで受診の要否は決められません。年齢、呼吸、意識、水分摂取、持病などを合わせて判断します。生後3か月未満で38度以上の場合は、元気そうに見えても速やかに受診してください。
杉並区の夜間の相談先は「東京都こども医療電話相談 #8000」です。迷ったときは電話で相談できます。
生後3か月以上で、上記の危険なサインがない場合の目安です。すべてに当てはまっても、受診不要を保証するものではありません。判断に迷う場合は#8000や夜間の医療機関へご相談ください。
症状が続く場合は翌日の診療時間内に受診し、途中で様子が悪くなれば朝を待たず相談・受診してください。当院は平日は毎日、朝9時から19時まで(水曜・木曜も休まず)診療しています。スマホから予約しておけば、朝の待ち時間が短くなります。
一度にたくさん飲ませなくて構いません。スプーン1杯ずつでも、こまめに。経口補水液、麦茶、薄めたりんごジュースなど、飲めるもので大丈夫です。
熱そのものを下げる必要はありません。熱で眠れない、水分がとれない、つらそうなときに使ってください。処方されている解熱剤(アセトアミノフェン)があれば、処方時に指示された量・間隔を守って使用してください。使っても熱が下がりきらないことは普通で、少し楽になれば十分です。
寒がって震えているときは温め、熱が上がりきって暑がり始めたら薄着にします。
元気があれば短時間のシャワーは構いませんが、ぐったりしているなら体を拭くだけで十分です。
はい。3日以上続く熱は、原因を確認したほうがよい目安です。迅速検査や採血で調べます。
5分以上続くけいれんや、意識が戻らない、唇が紫色で呼吸がおかしい場合は119番へ連絡してください。短時間で止まっても、初めてのけいれん、繰り返すけいれん、左右差がある場合などは速やかな診察が必要です。「5分以内なら朝まで待てる」とは判断せず、医療機関に相談してください。
長引くという根拠はありません。つらいときに使って、しっかり眠ることのほうが回復に役立ちます。
この記事は一般的な目安です。お子さんの状態で判断に迷う場合は、#8000 または救急にご相談ください。
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