「もう3週間くらい咳が続いているんです」
「風邪は治ったのに、咳だけ残ってしまって…」
こうした声、最近とても増えています。
多くの方が、「百日咳かも」「マイコプラズマかな」と感染症を疑って受診されますが、
実は、咳の原因が“喘息”だったというケースも少なくありません。
咳が出るとき、まず思い浮かぶのは「風邪」や「肺炎」などの感染症。
特に、百日咳やマイコプラズマ肺炎などは、長引く咳の代表格として知られています。
でも、次のような場合、実は喘息の可能性も考えられます:
咳だけが何週間も続いている
夜や明け方に咳がひどくなる
笑ったり、運動した後に咳き込む
呼吸のとき、「ヒューヒュー」「ゼーゼー」と音がする
これらは、“咳喘息”や“気管支喘息”の特徴的な症状です。
しかも喘息は、熱が出ないため見過ごされやすい病気です。
「咳だけだから、そのうち治るだろう」と放置していると、
軽度の咳喘息が、慢性的な気管支喘息へと進行してしまうケースもあります。
逆に言えば、早めに診断して、適切な治療を始めれば、
咳もすっと楽になり、悪化を防ぐことができます。
◆ 咳の原因をしっかり見極める診療を行っています。
感染症か、喘息か、それともアレルギーか――
まずは丁寧に問診と診察を行い、必要に応じて
● 胸部レントゲン
● FeNO 呼気一酸化窒素濃度
● 血液検査(アレルギーや炎症の有無)
などを組み合わせて、総合的に診断いたします。
咳は、身体からの大切なサインです。
放置せず、早めに原因を調べることで、
身体も心もずっと楽になる可能性があります。
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永福町駅前みんなのクリニックは、咳の診療にも力を入れています。
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