咳が止まらない・3週間以上長引くときは、かぜのほかに喘息(咳喘息を含む)、感染症、胃食道逆流症などが原因のことがあり、受診して原因を確かめる目安になります。熱がなくても、夜や明け方に咳がひどくなるときは喘息の可能性があります。
永福町駅前みんなのクリニック(京王井の頭線「永福町駅」徒歩3分)では、内科・小児科で長引く咳のご相談をお受けしています。原則として予約なしで受診でき、発熱のある方も事前のお電話なしでそのままご来院いただけます。
かぜによる咳は、通常3日以内にピークを越えて、しだいに治まります[1]。長引くときは、続いている期間によって考える原因が変わります(下の表は資料[4]による)。
| 続いている期間 | 呼び方 | 主な原因の例 |
|---|---|---|
| 3週間未満 | 急性 | かぜなどの上気道感染症、後鼻漏、肺炎、百日ぜき |
| 3〜8週間 | 亜急性 | 感染症のあとに残る咳など |
| 8週間以上 | 慢性 | 後鼻漏、胃食道逆流症、喘息、慢性気管支炎、COPD、一部の降圧薬 |
いずれも資料[1]に挙げられている原因です。長く喫煙している方ではCOPDも原因になります[4]。咳止めを飲んでも治まらないときの考え方は、咳止めを飲んでも咳が止まらないときの記事にまとめています。
喘息は、空気の通り道(気道)に炎症が続き、さまざまな刺激に対して気道が敏感になって、発作的に気道が狭くなることを繰り返す病気です[2]。次のような咳は喘息の可能性があります。
喘息の治療は、気道の炎症を抑える吸入ステロイド薬が中心です[2]。夜の咳については熱はないのに夜の咳が止まらないときの記事もご覧ください。
| 目安 | 症状 |
|---|---|
| 救急車を呼ぶ | 息が苦しくて動けない・話せない/意識がはっきりしない、または過度に興奮している/顔や唇の色が青紫色[3] |
| その日のうちに受診する | 息切れがある/咳とともに血が出る/およそ1週間以上続く発熱がある[4]/苦しくて眠れない、手持ちの気管支拡張薬で良くならない[3] |
| 早めに受診する | 咳が3週間以上続く/夜間や明け方に悪化する/体重が減ってきた/市販薬を使っても良くならない |
血の混じった痰が出たときは痰に血が混じるときの記事を、お子さんの「ケンケン」という咳はクループの記事をご覧ください。
咳が長く続くときは、まず胸部エックス線(レントゲン)で肺に影がないかを確かめます。画像に異常がなくても、血液検査で炎症やアレルギー体質を調べたり、吐く息の一酸化窒素(FeNO)の量から喘息に特有の気道の炎症を確かめたりします[1]。
当院では、胸部レントゲン、呼気一酸化窒素(FeNO)検査、血液検査を行っています。必要な検査は症状と診察の所見で異なります。くわしい検査が必要なときは、専門の医療機関へご紹介します。診療の内容は内科のページでご案内しています。
A. 3週間以上続く咳は、かぜ以外の原因を考える目安です。息切れ、血の混じった咳、およそ1週間以上続く発熱があるときは、期間にかかわらず早く受診してください。
A. 喘息の可能性はありますが、それだけでは決まりません。感染後の咳、後鼻漏、胃食道逆流症、薬の副作用などでも咳だけが続くことがあります。診察で確認します。
A. 胸部レントゲン、血液検査、呼気一酸化窒素(FeNO)検査などを、症状と診察の所見に応じて選びます。すべての方に同じ検査をするわけではありません。
A. 小児科でご相談いただけます。顔色が悪い、苦しくて横になれない、話せないといったときは、外来を待たずに救急車を呼んでください。
かぜの咳は通常3日以内にピークを越えます。3週間以上続く咳、夜や明け方に悪化する咳、ゼーゼーを伴う咳は、喘息などかぜ以外の原因を確かめる目安です。息切れ、血の混じった咳、1週間以上の発熱があるときは早く受診し、息が苦しくて話せない・動けないときは救急車を呼んでください。
ご来院の前に
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この記事は一般的な情報です。症状や治療は一人ひとり異なります。気になる症状があるときは、医療機関にご相談ください。
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