がん探知犬は、人間の100万~1億倍以上の嗅覚を持つといわれている犬の中でも嗅覚と集中力に優れ、さらに特殊なトレーニングを受けた犬で、がん特有のにおいを察知する能力を持っています。
そして感度も非常に高く、早期ガンや高度異型性にも反応し、その的中率は大学の研究機関により100%に近いと実証されています。
日本医大印旛沼病院の研究では、444人のがん患者を試しに「ドッグラボ」の検査をしました。うち、443人の患者を犬たちは当てました。
判定できるがんの種類は、肺がん、食道がん、胃がん、大腸がん、肝がん、胆管がん、膵臓がん、腎がん、膀胱がん、前立腺がん、乳がん、子宮がん、卵巣がん、悪性リンパ腫、白血病などのがんが探知されます。(日本外科学会雑誌2018)
呼気を採取するだけのシンプルなシステムを採用しており、時間のない方や、検査の苦痛やストレスから、これまで検査を敬遠されてきた方はもちろん、妊娠中の方、授乳中の方でも安心して簡単にがんの有無を知ることができます。
もし、「ドッグラボ」が陽性が出て、思い当たるがんの部位が分からない場合は他の施設をご紹介して全身のペット検査などをお勧めします。
がんは正常な細胞よりも増殖が盛んに行われるため、3~8倍のブドウ糖を必要とします。ペット検査はブドウ糖にマーキングしてブドウ糖の取り込みを見ますので、がんの可能性がある箇所が分かります。しかしながら、ペット検査は1回12万円前後と高価であり、まずは「ドッグラボ」、異常があれば、ペット検査と言う手順が推奨されます。
「ドックラボ」の検査料は39,000円(税込)です。
現在では早期発見・早期治療により、がんの多くが治りますのでこの期会に負担の少ない「ドックラボ」はいかがでしょうか。
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