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熱が出たときの採血で分かることと限界|永福町駅前みんなのクリニック

いつも永福町駅前みんなのクリニックをご利用いただき、ありがとうございます。

熱が出て、だるさが強い。そんなとき「風邪なのか、それとも抗生物質が必要な感染症なのか」は、見た目だけでは判断がつきにくいものです。今回は、当院で行っている採血(血液検査)で何がわかるのかをお伝えします。

永福町駅前みんなのクリニック 院内

体は、相手によって「使う細胞」を変えています

ウイルスも細菌も、まず鼻やのどの粘膜に付着するところから感染が始まります。最初の防御反応として鼻水が出たり、のどが腫れて痛くなったりします。

それでも防ぎきれないと、体は血液中の白血球を増やして本格的に戦い始めます。このとき、相手によって増える細胞の種類が変わります。

  • 細菌が相手のとき:細菌を得意とする好中球が増えることがあります
  • ウイルスが相手のとき:ウイルスを得意とするリンパ球の割合が変動する

細菌とウイルスのイラスト

採血は診療の判断材料になります

採血の数値だけで細菌感染・ウイルス感染や原因疾患を確定することはできません。症状、診察所見、経過、必要なほかの検査と合わせて判断します。

採血をすると、白血球の総数と、その内訳(好中球・リンパ球などの割合)を数えることができます。

  • 好中球の増加は細菌感染を考える手掛かりですが、ほかの原因でも増減します
  • リンパ球の割合はウイルス感染などで変動しますが、この数値だけでは原因を区別できません

あわせて炎症の強さを示すCRPという項目も調べます。これらを組み合わせると、抗生物質を使うべきか、使わずに様子を見てよいかの判断材料になります。抗生物質はウイルスには効かず、不要な使用は耐性菌の原因になります。「使わない」と判断するためにも、検査は役に立ちます。

なお、インフルエンザや新型コロナ、溶連菌などは、それぞれの迅速検査で直接確認します。採血はそれらと組み合わせて、全体の状況を判断するために使います。

どんなときに採血をするか

熱が出た方全員に採血をするわけではありません。当院では、次のような場合に検討します。

  • 高熱が3日以上続いている
  • だるさが強く、食事や水分が十分にとれない
  • 迅速検査で原因がはっきりしない
  • 持病があり、感染症が重くなりやすい
  • お子さんで、ぐったりしている・機嫌がひどく悪い

結果が出る時期は検査項目によって異なります。診察時にお伝えし、結果と治療方針をご説明します。

永福町駅前みんなのクリニック 診察室

こんなときは受診してください

  • 熱が3日以上下がらない
  • 水分がとれない、おしっこの回数が減った
  • 呼吸が速い、苦しそう
  • ぐったりして反応が鈍い
  • いつもと様子が違うと感じる

迷ったときこそ、ご相談ください。当院は水曜も木曜も休まず、平日は毎日19時まで診療しています。感染症の方は隔離室でお待ちいただけます。

発熱・かぜの診察は、スマホから24時間予約できます

ネット予約はこちら

お電話:03-3324-1000(平日9:00〜13:00/15:00〜19:00、土曜9:00〜13:00)

感染症との付き合いは不安が大きいものですが、正しい知識と検査で、状況の評価と治療方針の検討につなげます。今後とも永福町駅前みんなのクリニックをよろしくお願いいたします。

永福町駅前みんなのクリニック(杉並区和泉3-4-7 永福町駅前クリニックモール102、永福町駅徒歩3分)内科・小児科・総合診療

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