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子どもが発熱中にけいれん|5分を計って119番、家庭での対応【永福町】

先に結論です。お子さんが発熱中にけいれんしたら、まず安全な場所で横向きにし、時計やスマートフォンで始まった時刻を確認してください。口に指・箸・タオルなどを入れたり、体を強く押さえたりしてはいけません。5分以上続く、繰り返す、呼吸や顔色がおかしい、けいれん後も意識が戻らない場合は119番です。

発熱後に休む子どもの様子を示すイメージ写真
発熱とけいれんでは、体温の数字だけでなく、呼吸・顔色・意識の戻り方を確認します。写真はイメージで、当院の患者さんではありません。Photo by Richard Stachmann / Unsplash

けいれん中・直後で次のいずれかがあれば119番

  • 5分以上続いている、または終了時刻が分からない
  • 短時間に何度も繰り返す
  • 呼吸が弱い・止まっているように見える、唇の紫色が続く
  • けいれんが止まっても意識が戻らない、反応が極端に悪い
  • 体の片側だけがけいれんする、左右差がはっきりしている
  • 頭を強く打った後に起きた

迷う場合も119番へ。緊急時は通常のWEB予約を待たないでください。

けいれんが始まったら行う6つのこと

  1. 危険物を遠ざける:床など転落しない場所に寝かせ、周囲の硬い物・熱い物を離します。
  2. 横向きにする:吐いた物が気道に入りにくい姿勢にします。首元の衣類はゆるめます。
  3. 時間を計る:「長く感じた」ではなく、開始と終了の時刻を記録します。
  4. 呼吸と顔色を見る:胸の動き、唇の色、呼びかけへの反応を確認します。
  5. 動きを観察する:全身か片側か、目の向き、左右差を見ます。安全にできる範囲の短い動画は診療の助けになることがあります。
  6. 5分で119番:5分を超えるけいれんは救急対応が必要です。救急隊の指示に従ってください。
けいれんの継続時間を計るスマートフォンのイメージ写真
時間の記録は受診判断に重要です。画面を操作するより先に、安全な姿勢と呼吸の確認を優先してください。Photo by Declan Sun / Unsplash

してはいけないこと

  • 口の中に物や指を入れない:舌をかむのを防ぐ目的でも、歯や口を傷つけたり、窒息につながったりします。
  • 強く押さえつけない:手足の動きを止めようとせず、安全な空間を確保します。
  • けいれん中に水・薬を飲ませない:誤嚥のおそれがあります。飲食や内服は、完全に意識が戻ってから医療者の指示に従います。
  • 揺さぶらない・大声で刺激し続けない:呼吸や意識を静かに確認します。
  • 入浴や冷水で急に冷やさない:けいれんを止める方法ではありません。

熱性けいれんとは

発熱に伴うけいれんの多くは、生後6か月から5歳ごろにみられる熱性けいれんです。ただし、家庭で「熱性けいれんだけ」と断定することはできません。髄膜炎・脳炎、低血糖、てんかん、頭部外傷など、別の原因でもけいれんは起こります。

日本小児神経学会の「熱性けいれん(熱性発作)診療ガイドライン2023」では、初期対応や長く続くけいれん、解熱薬、予防接種などが整理されています。けいれんが止まった後も、初回か、持続時間、左右差、意識の戻り、年齢などをもとに医療者が評価します。

119番・当日受診・相談の目安

行動 目安
119番 5分以上、繰り返す、呼吸・顔色が悪い、意識が戻らない、片側性、強い頭部打撲後
救急を含む当日受診 生まれて初めて、6か月未満または6歳以上、38℃未満で起きた、止まったが普段どおりに戻らない、強い頭痛・繰り返す嘔吐・首を動かしづらそうなどがある
小児科へ相談 5分未満で止まり意識も戻ったが、発熱の原因や今後の対応を確認したい。過去に熱性けいれんがあり、今回も短時間で止まった

日本小児科学会の「こどもの救急」でも、5分以上続く、意識が戻らない、唇の紫色が続く、何度も繰り返すなどを重要な確認項目としています。夜間・休日に判断が難しいときは、東京都では#8000(子ども医療電話相談)を利用できます。緊急性が高い場合は電話相談を待たず119番です。

けいれんが止まった後に記録すること

  • 始まった時刻と終わった時刻
  • 発熱に気づいた時刻と最高体温
  • 全身か片側か、目の向き、左右差
  • けいれん後、呼びかけに反応するまでの時間
  • 嘔吐、頭痛、発疹、首の硬さ、呼吸の変化
  • その日に飲んだ薬、既往歴、過去のけいれん

動画を撮る場合も、撮影のために救急要請や安全確保が遅れないようにしてください。

永福町駅前みんなのクリニックで相談できること

当院は小児科・総合診療を掲げ、発熱の原因や全身状態の評価、けいれん後の診察、必要に応じた高次医療機関への紹介を行います。けいれんが続いている、意識や呼吸に異常がある場合は、当院の通常予約ではなく119番を優先してください。

受診時は、マイナ保険証または資格確認書、医療証、お薬手帳、母子健康手帳、体温とけいれんの記録をお持ちください。詳しい診療範囲は小児科のご案内、発熱時の受診判断は子どもの発熱の受診目安もご覧ください。

子どもの症状を医師に相談する家族のイメージ写真
時間・左右差・意識の戻り方を伝えると、診療時の判断材料になります。写真はイメージで、当院の院内・医師・患者さんではありません。Photo by Vitaly Gariev / Unsplash

当院のご案内

所在地:東京都杉並区和泉3-4-7(京王井の頭線 永福町駅から徒歩3分)/電話:03-3324-1000

永福町駅 徒歩3分|内科・小児科・外科

診察・ワクチン・健診の予約はWEBで24時間受付。予約なしの当日受診もできます。

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お電話でのご相談:03-3324-1000

参考資料

本記事は一般的な受診判断の参考情報です。個別の診断や治療の代わりにはなりません。症状が強い、判断に迷う、保護者が「いつもと違う」と感じる場合は、救急要請または医療機関へ相談してください。

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