各種予防接種を行っております。乳幼児から大人まで接種できますのでお電話にてお問い合わせください。
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子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで発症します。そこで、がん予防のためにHPV感染を防ぐワクチンが開発されております。9価ワクチン「シルガード9」(海外での商品名:ガーダシル9)が日本でも2020年7月21日に製造販売が承認され、2021年2月24日に発売されました。
・シルガード9 (6型、11型、16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型に有功)
・接種間隔:合計3回 (2回目は初回接種の2か月後、3回目は6か月後)
・接種年齢:9歳以上の女性(男性は現在のところは接種対象外となります)
50歳以上が対象の帯状疱疹を予防するためのワクチンとなります。帯状疱疹に対する予防効果は、50歳以上で97%、70歳以上で90%との報告があり、帯状疱疹後神経痛の発症を減らす効果も期待できます。
初回接種より2か月間隔をあけて計2回接種します。帯状疱疹専用ページはコチラ
日本では感染のリスクは比較的低いですが、中国・インド等の東南アジアに一定期間滞在する予定の方には、渡航前に積極的に接種いただきたいワクチンの1つです。短期間の滞在(1年以内)の方は2回の接種、長期期間の(数年)滞在の方は、半年後に追加接種することをお勧めします。
B型肝炎は、保因者の血液や汗・涙に含まれる本ウイルスに触れることで感染する、急性または慢性の感染症です。C型肝炎ウイルスと並んで、肝がん発病に起因するウイルスとさております。日本にはB型肝炎の保因者が成人を中心に100万人存在し、その方たちから伝染される危険性があり、年齢を問わず広く接種すべきワクチンです。
生後2ヶ月から接種可能で、特に多くの集団接触の機会が多くなる保育園児には、早期の接種を推薦しております。発売からすでに30年余医療従事者に接種してきた経緯があるワクチンであり、安心して接種いただけます。接種回数は3回で、2016年度以降に出生した乳児(2ヶ月〜1歳)は無料です。
約90種類ある血清型のうち、小児に侵襲性感染症を引き起こすことが多いとされている13種類の型を選んで、ワクチン化したもの(13価ワクチン)です。この肺炎球菌ワクチンは、高齢者が使用している23価の肺炎球菌ワクチンとは別のワクチンです。ヒブと同様、乳児期3回、1歳すぎに追加接種が1回あります。不活化ワクチンとなります。B型肝炎ワクチン
麻疹と風疹を混合した生ワクチンです。1歳の接種時には、接種後7〜8日後頃に38℃台の発熱が1日程度出ることがありますが、大抵は元気なことが多く、経過観察のみで軽快します。年長児の接種では、発熱は稀です。
厚生労働省の推奨接種年齢は3歳になっていますが、実際は生後6ヶ月から無料で接種することが可能です。近年、3歳未満での日本脳炎の発症例の増加を踏まえて、小児科学会から「危険な地域においては、3歳を待たずに早期に日本脳炎ワクチンを受けて下さい」という勧告が出ております。春先から秋まで、蚊の多い季節には、3歳未満でも積極的に接種されることをお勧めします。
Hib(ヒブ)菌は乳幼児の化膿性髄膜炎をはじめ、肺炎、喉頭蓋炎などの原因となる強毒菌です。Hib菌による化膿性髄膜炎の感染頻度は、本ワクチンの定期接種が進んだこともあり、99%減少しています。
別名「流行性耳下腺炎」とも言われ、耳下腺のみならず顎下腺も腫れやすい病気です。耳下腺・顎下腺の腫れが長く続くだけでなく、睾丸炎(精巣炎)、無菌性髄膜炎、不可逆的な難聴などの合併症が問題となる疾患です。
感染力の強い水痘帯状疱疹ウイルスに感染しておこる病気です。風しんやおたふくかぜよりも感染力が強く、水痘に感染した人のせきやくしゃみを吸い込むことで感染します。発熱、水ぶくれを伴う発しんが主な症状で、重症化して入院する場合もあります。
結核を予防するための生ワクチンで、昔から「はんこう注射」と呼ばれているものです。近年の結核数の減少と治療薬の進歩から、BCGは乳児期(3〜8ヶ月)1回だけとなりました。接種後3〜8週頃にジュクジュクとした跡が残りますが、8週を越えるとおさまってきます。
3種混合ワクチン(百日咳・ジフテリア・破傷風)に「不活化ポリオワクチン」が加わって、合計4種類が混合されたワクチンです。接種回数は4回(乳児期3回&1年後追加)です。生後3ヶ月から接種できます。ヒブワクチン等と同時接種が可能です。
高齢者の肺炎の一番の原因となっており、肺炎、気管支炎、菌血症、敗血症などを発症させる原因細菌です。肺炎は、日本人の死因の第5位を占める病気で、年齢が上がるごとに、死亡のリスクが高まるといわれているなど、特に高齢者の重篤化が問題になっています。
風疹の流行が続く日本において、子供の時期に感染すると、比較的軽い症状で済みますが、大人になってから感染すると、発熱や関節痛のなどの症状が長く続きます。
日本では過去に予防接種の制度が十分でなかった時代があり、風しんの予防接種を行いまま、成人された方が多く存在しております。
特に30歳から50歳代の男性は、接種率が低いため風しん抗体価が低く、感染のリスクが高い人が大勢います。
国はこの発生状況等を踏まえ、風しんの感染拡大防止のため、予防接種を公的に受ける機会がなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性を、令和4年3月までの期間に限り、風しん第5期定期予防接種の対象者としております。
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