お子さんの陰嚢(いんのう)が急に痛い、赤く腫れた、片側だけ大きくなった場合は、翌日まで様子を見ず、夜間でも泌尿器科または小児外科に対応できる救急医療機関へ相談してください。
急な陰嚢痛は、通常のWEB予約を待たないでください
精巣捻転(せいそうねんてん)は、精巣へ血液を送る血管がねじれて血流が途絶える緊急疾患です。日本小児泌尿器科学会は、発症後6~8時間以内に治療しないと精巣が壊死する可能性があると説明しています。急な痛みや腫れがあれば、痛みが軽くなっても自己判断で待たず、対応可能な病院へ連絡してください。[1]
上記は精巣捻転だけでなく、鼠径ヘルニアの嵌頓(かんとん)などでもみられます。家庭で原因を見分けることは困難です。「走ったから」「ぶつけたから」と決めつけず、急な痛みは緊急性を前提に相談してください。
精巣捻転では、ねじれ方が変わって痛みが一時的に軽くなることがあります。また、精巣付属器捻転や精巣上体炎などでも陰嚢の痛み・腫れが起こりますが、診察前に区別するのは簡単ではありません。
日本小児泌尿器科学会は、急性陰嚢症が疑われた場合、夜間でも泌尿器科医または小児外科医が対応できる病院をできるだけ早く受診する必要があるとしています。[1]
受診までに、分かる範囲で次を整理してください。確認のために受診を遅らせる必要はありません。
陰嚢を強く押したり、マッサージしたり、家庭でねじれを戻そうとしたりしないでください。本人が恥ずかしがる場合も、「大切な臓器を守るため、急な痛みはすぐ伝えてよい」と短く説明し、責めずに受診へつなげましょう。
思春期では陰部の症状を話しづらく、受診が遅れることがあります。日本小児泌尿器科学会も、普段から家庭内で緊急治療が必要な病気があることを話しておく重要性を指摘しています。[1]
永福町駅前みんなのクリニックでは、小児科・小児外科で、痛みを伴わない陰嚢の左右差、繰り返す違和感、陰嚢や足の付け根のふくらみなどを診察し、必要に応じて泌尿器科や手術対応可能な医療機関への紹介を検討します。小児外科の診療案内
ただし、突然の強い痛み・腫れは当院の通常予約を待たず、救急医療機関へ。
救急車を呼ぶか、今すぐ受診すべきか迷う場合は、東京消防庁救急相談センター #7119(23区:03-3212-2323、24時間365日)へ相談できます。[2]
永福町駅前みんなのクリニック
東京都杉並区和泉3丁目4−7/永福町駅から徒歩3分
平日 9:00〜13:00・15:00〜19:00(水曜・木曜も診療)
土曜 9:00〜13:00
通常休診:土曜午後・日曜・祝日。臨時の診療・休診は公式サイトのお知らせをご確認ください。
関連:子どもの足の付け根がふくらむ・引っ込むとき/赤ちゃんのでべその相談目安
情報確認日:2026年9月20日。本文は一般的な受診案内です。急な陰嚢痛は自己診断せず、対応可能な救急医療機関へご相談ください。素材写真の利用条件:Unsplash License。
© 永福町駅前みんなのクリニック