子どもがインフルエンザと診断されたときの出席停止の期間は、学校保健安全法施行規則で「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」と決められています[1]。東京都では2026年10月4日までの週(第40週)の定点当たり報告数が15.87と前の週(9.51)から増え、注意報レベルが続いています[2]。この記事では、出席停止の2つの条件の数え方、保育園と小学校の違い、家で見ておきたいこと、すぐ受診する目安、当院の受診方法を整理します。
杉並区・永福町・西永福・浜田山・方南町方面で、お子さんの発熱に「インフルエンザかも」と不安な保護者の方に向けた記事です。当院は小児科・内科の診療を平日19時まで(土曜は13時まで)行っており、発熱の方は事前のお電話なしでそのまま来院できます。永福町駅徒歩3分です。
東京都感染症情報センターの週報(第40週・2026年9月28日〜10月4日)では、インフルエンザの報告数は6,619人(前の週から2,654人増)、定点当たり15.87で、「注意報レベルが続いています」と書かれています[2]。保健所別の表では、杉並区は定点当たり13.12(報告数223人)です[2]。
今シーズンのウイルスの検出は37件で、すべてA型(AH1pdm09)です。インフルエンザ様疾患による集団事例は累計871件、学校などの臨時休業は累計468施設にのぼっています(2026年10月8日更新)[3]。9月17日には「都内のインフルエンザ、注意報基準を超える」と発表されました(2026年9月17日発表の東京都インフルエンザ注意報)。
同じ週報では、感染性胃腸炎(定点当たり3.69、前の週2.40)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(0.65、前の週0.38)、ヘルパンギーナ(1.97、前の週0.81)も増えています[2]。秋の子どもの発熱は、インフルエンザに限らない点も頭に置いておくと落ち着いて対応できます。
学校保健安全法施行規則第19条では、インフルエンザ(特定鳥インフルエンザおよび新型インフルエンザ等感染症を除く)の出席停止の期間の基準を、「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」としています[1]。ただし、学校医などの医師が感染のおそれがないと認めたときはこの限りではない、とも書かれています[1]。
| 条件 | 小学生以上(児童・生徒) | 幼児(幼稚園・保育園など) |
|---|---|---|
| 条件1:発症してから | 5日を経過するまで | 5日を経過するまで |
| 条件2:熱が下がってから | 2日を経過するまで | 3日を経過するまで |
| 登校・登園できるのは | 条件1と条件2の両方を満たしてから | |
ポイントは「かつ」です。熱が早く下がっても、発症から5日を経過するまでは休みます。反対に、熱が長引いた場合は、発症から5日を過ぎていても、解熱後2日(幼児は3日)を経過するまで休みます。
多くの学校や園では、発症した日(熱が出た日)を0日目、その翌日を1日目として数えています。この数え方で、月曜日に発症し、水曜日に熱が下がった場合を考えてみます。
数え方の細かな扱い(発症日の扱い、解熱日の扱い)は学校・園によって案内が異なることがあります。登校・登園できる日は、必ず通っている学校・園に確認してください。保育園・幼稚園の病気別の目安は保育園・幼稚園、いつから登園できる?病気別の目安一覧にまとめています。
学校や園によっては、登校・登園を再開するときに、保護者が記入する「登園届」や、医師の記入が必要な書類を求めることがあります。必要な書類と用紙は、通っている学校・園に確認してください。用紙をお持ちいただければ、受診時にご相談ください。
インフルエンザの子どもでは、発熱から2日間を中心に、急に走り出す・部屋から出ようとするなどの異常行動が報告されており、転落などの事故を防ぐために、少なくとも治療開始から2日間は一人にしない見守りが勧められています(インフルエンザの子どもを一人にしないで|異常行動と転落事故を防ぐ見守り)。熱が下がったあとも、出席停止の期間は家で休み、水分をこまめにとれているか、呼吸が苦しそうでないか、食べられているかを見てください。
家族への感染を減らす工夫(部屋を分ける・マスク・手洗い・換気・タオルを分ける)は家族がインフルエンザにかかったら|家庭内感染を減らす5つの対策にまとめています。
次のようなときは、出席停止の期間にかかわらず、すぐに受診してください。夜間・休日は、東京都の「子供の健康相談室(小児救急相談)」#8000(ダイヤル回線・IP電話などは03-5285-8898)で、看護師や保健師が相談に応じています(月〜金は午後6時〜翌朝8時、土日祝・年末年始は午前8時〜翌朝8時)[4]。
呼びかけに反応しない、けいれんが止まらない、呼吸が止まりそうなど命にかかわると感じたときは、119番に電話してください。インフルエンザの検査が陰性でも熱が続くときの考え方はインフルエンザ検査が陰性でも熱が続く…再受診の目安は?をご覧ください。
当院は総合診療・内科・小児科・外科・小児外科のクリニックで、院内にインフルエンザウイルス抗原の測定器と隔離室があります[5]。発熱の方は、事前のお電話なしでそのまま来院してください。検査を行うかどうか、行う時期は、発熱からの時間や症状をみて診察で判断します。診療時間は平日9:00〜13:00/15:00〜19:00、土曜9:00〜13:00です(土曜午後・日曜・祝日は休診)。平日は原則として予約なしで受診できます。お子さんの受診と同じ日に、保護者の方の診察も受けられます。
まだインフルエンザにかかっていないごきょうだいや保護者の方は、予防接種をご検討ください。杉並区は2026年10月1日から2027年1月31日まで、生後6か月〜高校3年生相当の子どものインフルエンザ予防接種(注射)に1回あたり上限2,000円の助成を行っています[6](杉並区 子どもインフルエンザ助成|10月1日〜)。当院では平日は予約なしで、生後6か月のお子さんから65歳以上の方まで注射を受けられます(任意の接種の受付は午前12:30・午後18:30まで。家族みんなで同じ日にインフルエンザ予防接種)。小児科の案内は小児科のページをご覧ください。
できません。出席停止の基準は「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」で、2つの条件の両方を満たす必要があります。熱が早く下がっても、発症から5日を経過するまでは休みます。登校できる日は学校に確認してください。
違います。解熱後の日数が、幼児は3日、小学生以上は2日です。発症後5日という条件は同じです。きょうだいで同じ日に発症・解熱しても、登園・登校できる日が1日ずれることがあります。
けいれん、呼吸が苦しそう、水分がとれずおしっこが半日以上出ない、ぐったりして反応が鈍い、いったん下がった熱がまた上がった、生後3か月未満の発熱のときは、すぐに受診してください。夜間・休日は#8000で相談できます。命にかかわると感じたときは119番です。
できます。発熱の方は事前のお電話なしでそのまま来院してください。当院には隔離室があります。診療時間は平日9:00〜13:00/15:00〜19:00、土曜9:00〜13:00です。
子どものインフルエンザの出席停止は「発症後5日を経過し、かつ解熱後2日(幼児は3日)を経過するまで」で、2つの条件の両方を満たしてから登校・登園します。東京都では第40週も報告数が増え、注意報レベルが続いています。熱が下がったあとも見守りを続け、けいれん・呼吸の苦しさ・水分がとれないなどのときはすぐに受診してください。浜田山・西永福・明大前・下高井戸方面からは、井の頭線で永福町駅までお越しいただけます。
ご来院の前に
永福町駅前みんなのクリニック(総合診療・内科・小児科・外科・小児外科)
〒168-0063 東京都杉並区和泉3丁目4-7 永福町駅前クリニックモール
京王井の頭線「永福町駅」徒歩3分(アクセス)
診療時間:月〜金 9:00〜13:00/15:00〜19:00、土 9:00〜13:00(土曜午後・日曜・祝日は休診)
お電話:03-3324-1000
永福町駅 徒歩3分|内科・小児科・外科
発熱の方は事前のお電話なしで来院できます。平日は原則として予約なしで受診できます(平日19時まで・土曜13時まで)。下のボタンは診察のWEB予約です。
お電話でのご相談:03-3324-1000
この記事は一般的な情報です。登校・登園できる日は、通っている学校・園の案内に従ってください。診断や検査の要否は、診察で確認します。
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