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夏風邪(手足口病・ヘルパンギーナ・プール熱)の症状と受診・登園の目安【永福町の小児科】

夏風邪と呼ばれる手足口病・ヘルパンギーナ・咽頭結膜熱(プール熱)は、多くが自然に治りますが、水分がとれない、頭痛や嘔吐を伴う、高い熱が続くときは受診の目安です[1][2][3]。けいれんや、呼びかけへの反応がおかしいときは救急車を呼んでください。

永福町駅前みんなのクリニック(京王井の頭線「永福町駅」徒歩3分)の小児科では、お子さんの発熱・発疹・のどの痛みの診察を行っています。発熱のある方も、事前のお電話なしでそのまま来院できます。

夏風邪の3つの病気|症状の違い早見表

手足口病 ヘルパンギーナ 咽頭結膜熱(プール熱)
主な症状 口の中、手のひら、足の裏や甲などに2〜3mmの水疱を伴う発疹[1] 突然の発熱に続いて、のどの痛みと水疱[2] 発熱、のどの痛み、目の充血や目やに(結膜炎)[3]
熱 38度以下のことが多い[1] 38〜40度が1〜3日続く[2][4] 39〜40度と37〜38度前後を上下する状態が4〜5日ほど[3]
症状が出るまで 感染から3〜5日後[1] 感染から2〜4日後[2] 5〜7日程度[5]
流行の時期 夏。7月下旬がピーク[1] 5月頃から増え、7月頃にピーク[2] 6月頃から増え、7〜8月にピーク[3]

手足口病は2歳以下が半数を占め、ヘルパンギーナは5歳以下が全体の90%以上を占めます[1][2]。原因のウイルスは複数あるため、手足口病やヘルパンギーナには何度もかかる可能性があります[6]。

救急車を呼ぶ・すぐ受診する目安

手足口病やヘルパンギーナでは、まれに髄膜炎や脳炎、心筋炎などを合併することがあります[1][2]。次の表を目安にしてください。

状態 行動の目安
けいれんが止まらない、意識がはっきりしない、呼びかけへの反応がおかしい 119番で救急車を呼ぶ
頭痛や嘔吐を伴う、発熱が続く[7] その日のうちに受診
口やのどの痛みで飲めない、尿が減っている、ぐったりしている その日のうちに受診(脱水の心配があります[4])
吐き気や頭痛がひどい、せきが激しい[3] 早めに受診
目の充血や目やにが目立つ[3] 受診を。眼科での治療が必要になることがあります

熱が出たときにけいれんを起こすこともあります[2][4]。対応は発熱中のけいれんの対応に、夜間に迷うときの考え方は子どもの熱で受診を迷ったときの目安にまとめています。

治療と家庭でのケア

3つの病気とも、原因のウイルスそのものに効く特別な治療法はなく、症状をやわらげながら回復を待つことが基本です[1][2][3]。手足口病は3〜7日のうちに治ることが多く、ヘルパンギーナは2〜4日ほどで熱が下がるとされています[1][4]。

口の中の痛みで、不機嫌になる、食べない、母乳やミルクを飲まないことがあり、脱水に注意が必要です[4]。水分は少しずつ、回数を分けてとらせましょう。飲ませ方は子どもの水分補給の記事も参考になります。

家庭での感染対策|治ったあとも手洗いを

  • 流水と石けんで、こまめに手を洗う[1][3]
  • タオルを家族で共用しない[1][3]
  • おむつを替えたあとは、便を適切に処理し、流水と石けんで十分に手を洗う[1][2]
  • プールや温泉施設を使うときは、前後に必ずシャワーを浴び、タオルは一人ずつ使う[8]

手足口病やヘルパンギーナは、回復したあとも便から数週間〜数か月間、ウイルスが出るとされています[6]。症状がなくてもウイルスを出していることがあるため、日頃の手洗いが大切です[1]。いずれの病気にも、予防のためのワクチンはありません[1][2][3]。

保育園・幼稚園・学校はいつから行ける?

病気 登園のめやす[6]
手足口病 発熱や口の中の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれること
ヘルパンギーナ 発熱や口の中の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれること
咽頭結膜熱(プール熱) 発熱、充血などの主な症状が消えたあと2日たっていること

咽頭結膜熱は、学校では主な症状がおさまったあと2日を過ぎるまで出席停止と定められています[6]。届け出の書類は園や学校によって異なるため、通っている施設にご確認ください。ほかの病気は病気別の登園の目安一覧にまとめています。

よくある質問

Q. 一度かかったら、もうかかりませんか?

A. 手足口病やヘルパンギーナは、原因となるウイルスが複数あるため、何度もかかる可能性があります。流行の時期は、流水と石けんでの手洗いを続け、タオルの共用を避けましょう。

Q. 治ったあとも、ほかの人にうつりますか?

A. 手足口病やヘルパンギーナは、回復したあとも便から数週間から数か月間、ウイルスが出るとされています。おむつ替えやトイレのあとは、流水と石けんで十分に手を洗ってください。

Q. プール熱は、プールに入らなければうつりませんか?

A. プールに入らなくてもうつることがあります。咽頭結膜熱の主な感染経路は、せきやくしゃみのしぶきによる感染と、ウイルスがついた手やタオルなどを介した感染です。手洗いと、タオルを共用しないことが大切です。

まとめ

  • 手足口病は手足と口の発疹、ヘルパンギーナは突然の熱とのどの水疱、咽頭結膜熱は熱・のどの痛み・目の充血が特徴です
  • 多くは自然に治りますが、水分がとれない、頭痛や嘔吐を伴う、熱が続くときは受診の目安です
  • けいれんが止まらない、意識がはっきりしないときは119番へ
  • 治ったあとも、手洗いとタオルを分けることを続けましょう

ご来院の前に

  • 熱の経過(いつから・何度)、発疹の場所、水分や食事のとれ方、尿の回数をお知らせください
  • 母子健康手帳、お薬手帳、園や学校で流行している病気の情報
  • 原則として予約なしで受診できます(平日19時まで・土曜13時まで)

永福町駅前みんなのクリニック(総合診療・内科・小児科・外科・小児外科)
〒168-0063 東京都杉並区和泉3丁目4-7 永福町駅前クリニックモール
京王井の頭線「永福町駅」徒歩3分(アクセス)
診療時間:月〜金 9:00〜13:00/15:00〜19:00、土 9:00〜13:00(土曜午後・日曜・祝日は休診)
お電話:03-3324-1000

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確認した資料(2026年10月4日確認)

  1. 厚生労働省「手足口病」
  2. 厚生労働省「ヘルパンギーナ」
  3. 厚生労働省「咽頭結膜熱」
  4. 国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト「ヘルパンギーナ(詳細版)」
  5. 国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト「咽頭結膜熱」
  6. こども家庭庁「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版、2023年一部改訂)」
  7. 東京都感染症情報センター「手足口病」
  8. 東京都感染症情報センター「咽頭結膜熱」

この記事は一般的な情報です。症状や治療は一人ひとり異なります。気になる症状があるときは、医療機関にご相談ください。

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